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No. 10 (Mon)
dayline

Date 2006 ・ 05 ・ 29

お宅拝見

図書館のカウンターに素敵な方がいて
しょっちゅう通っているうちに
こちらの好みをわかってくださって
「こんな本好きじゃない?これもう読みました?」
などど、声をかけてくれるようになりました。
雑誌や写真の多い本が専門の私にぴったりの
雑貨の本だったり、洋裁の本だったり。

自分の親とたぶん同世代だと思うのですが
いつみても私好みの服を着てたり
エプロンがかわいかったり、
と本当に素敵なのです。

その方が最近ご自宅を新築したとのこと、
もちろん私は興味深深でした。

ご自宅の地図まで説明してくださって
いつか外見だけでもどんな雰囲気か
見に行こうと思っていました。

今日の夕方息子とサッカーをして帰り道、
はたと思い出して、行って見たのです。

案外すんなり見つかりました。外観、素敵です。
偶然にもご本人が外で庭仕事をされていました。

「こんにちは!」と声をかけると
こんなに突然にもかかわらず、
「良かったらお茶飲んでって」とのおことば。
普通なら、ここで丁寧にご辞退申し上げるのが
大人として必要な振る舞いなのでしょうが、
悪い癖で、ずうずうしくあがりこんでしまいました。

ふわーっと舞い上がった気持ちでした。
コンランショップで買ったという赤いポスト、
鉄製のちょっと壁から浮いたようにつけられた
アルファベットの表札、
玄関のタイルのたたき、

自分の頭の中でイメージしていたのは
ポストは赤いのってかわいいなとか
表札はアルファベットだけ壁に直接並べるのもいいかな
玄関はやっぱり明るめのタイルかな
お風呂はユニットでもクリーム色でなく白なら可とか
リビングの窓側は一列だーっと窓の下収納っていいかも、

などなどピッタンコだったのです。

好みが似ている人は、考えていることが
似ているということなのでしょうね。

中でも一番これは!と思ったのは引き戸の作り方でした。

家作りにかかわってはじめて気づいた
引き戸には「枠」が必要ということも
なんとなく気になっていたのですが、
しょうがないと思っていました。

たとえば廊下に面した部屋に引き戸がついていたとして
廊下側からは戸しかみえなくても
部屋側からみると
戸がおさまる戸の大きさの2倍の枠があるものなのです。

だけど今日のお邪魔したお宅では見事に
その「枠問題」は解決されていました。
壁の厚みの中にレールで吊り下げられている
引き戸がおさまっていました。
これは家作りを実際にやってみないと
すごさに気づかないところだと思います。

あんな風にできたらいいなあ。

可能かどうかだけでも
明日工務店の方にきいてみよう。

聞いてみなくてはあきらめられないしね。

突然の建物探訪は
雑誌を一冊見るよりも
うんと勉強になった1時間でした。

こころよく迎え入れてくださったmさんに感謝です。


今日の現場

先日とりつけられた一階の壁の部分の枠に
コンクリートが流し込まれていました。




20060529210942.jpg

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[3]はじめまして。

pontaroさんはじめまして。家づくりに関するブログを流れ流れて
やってきました(ぺこり)
pontaroさんのブログから漂ってくる好みの色が、もしかして
似てたりするかな?なんて勝手に親近感をもってしまいました。

図書館のmさん、いい出会いでしたね。そして、きっと出会うべくして
出会ったんだろうな、なんて思いながら読みました。
我が家の家作りはまだもう少し先になりそうですが、只今勉強中です。
ここがなんとなく居心地がよくて好きになりました。
うちのブログリストに追加させてくださいね。
よろしくお願いします(^^)
05.30(Tue) // 投稿者(kumako) // 編集 // Top

[4]No Subject

kumakoさん

コメントとてもうれしく拝読いたしました。
リストに追加していただけるなんて、
本当に感激です。

kumakoさんも家作り計画されてるんですか?

自分だったらこんな風にしたいなあ、と
う~んと想像力をはたらかせて
雑誌をみたりしてるのって
本当にたのしいですよね。

きっとそれが本番の家作りに生かされると思いますよ。

ブログ続行しますので
我が家の家作りを見守ってください。

こちらで会えたご縁に感謝します。

05.30(Tue) // 投稿者(pontaro) // 編集 // Top

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